脳若と自治体
自治体の方へ
『脳若トレーニング』は、全国の自治体の皆さまに、介護予防事業や地域づくりのツールとして活用いただいています。
2015年度は全国42市町村で採用。さらに2016年度は60以上の自治体で採用が見込まれています。
また、『脳若トレーニング』だけでなく、新しい総合事業を見据え、地域の高齢者を介護予防の担い手として育成する『介護予防サポーター養成講座』もご用意しています。
『脳若トレーニング』と『介護予防サポーター養成講座』は、各地の脳若ライセンシーよりご提供いたします。
導入事例
『脳若』デモ講座の様子
★粕屋町(福岡県)の先駆的な事例
平成24年度、町内の公民館で三度ほど無料のデモ講座をさせていただきました。それが粕屋町(福岡県糟屋郡)様とのお付き合いの始まりになります。講座の名前も「脳の若返り教室」でした。名前が長いのでスタッフが略して「のうわか」と呼ぶようになったのが、現在の『脳若』の始まりです。
当時はiPadが世に出て間もないので大変珍しいものでした。シニアの皆様に集まっていただいて楽しんでいただくのに「これは刺激的だ!ちょっとだけ試してみよう」と町の担当者様は思ったといいます。口コミでドンドン受講する方が集まってきました。
「毎年講座がグレードアップするのがホントにすごい!『サムライト』さんはいろんな提案をしてくれるし、期待以上のものを出してくれるので信頼できるんです。」打合せの最後に町の担当者様からそう声をかけていただき、これ以上の誉め言葉はない!と心底感激しました。
★一般介護予防事業
『脳若』事業として、まずは単発の講座であるサロン講座で採用、次に二次予防講座として12回シリーズの短期集中型と変わっていきました。現在は通年(3クール)実施され、一年中『脳若』をやっているイメージです。24名が定員ですが、どうしてもというご要望で30名に。修了式には、受講生同士でコミュニケーションがとれるようになり、次の活動に繋がっています。
受講生の皆様にヒアリングすると、募集日の初日は8時前から電話の前に待機だそうです。今や1時間以内にキャンセル待ちとなる人気講座です。この集客力をうまく使って生活支援等のサポーターへつなげていければと思います。
少しずつコミュニケーションがとれていき、発語も増えていきます
粕屋町(人口約4万5千人)では、町内65歳以上のすべての方に町独自の「いきいき生活応援計画表」を送付しています。それを見て様々な介護予防講座メニューからお申込みをする、または、お元気な方はサポーターとして活躍していただけませんか?という呼びかけをするわけです。
「生活支援サポーターチャレンジ講座」の様子
★介護予防・日常生活支援総合事業(訪問型サービスB)について
粕屋町は平成27年4月からいち早く総合事業へ移行しています。地域介護予防活動支援事業、そして総合事業の訪問型サービスB(住民主体)の養成として「生活支援サポーターチャレンジ講座」を開催。お元気な方は、この「かすサポ」(粕屋町のサポーターの意)へ登録していただき、生活支援のボランティア活動をおこなっていただきます(ポイント制)。
訪問型サービスB(住民主体)をいち早く展開するのは大変勇気がいることだと思います。体制もある程度整っていなければなりません。そのお手伝いをさせていただいているのですが、粕屋町様は先駆的にこれを始められています。
平成29年度は生活支援体制整備事業に携わって3年目となり、昨年同様モデル地区を作り活動の啓発を行う予定です。粕屋町の10年後を見据えて、「今、何ができるか?」という事を町が住民に呼びかけているのです。
「団塊の世代セミナー」は大好評でした!
講演中のサムライト代表・光岡 眞里
★大好評の「団塊の世代セミナー」
昨年、「『団塊の世代セミナー』というタイトルでお話してくれませんか?」というお話をいただき、11月30日にセミナーを開催しました。好きで団塊の世代に生まれてこられたのではないですから「団塊」というキーワードに躊躇する方もいらっしゃるかもしれないと、内容については色々考えました。人生90年、100年という時代になりこれからどう過ごしていくのか?と問題提起しながら、やはり「地域づくり、世の中への貢献」というお話をさせていただき、共感していただいたことは私にとっても財産となりました。
来年度はシリーズ化していく予定だそうです。
★仕組みをまわすのに10年かかります
粕屋町の担当者様の言葉です。だからこそ、早く手をつけて少しずつ積み上げていく必要があるのですね。粕屋町はこれまで100名以上のサロン講座のボランティアの仕組みを作るのに約10年かかりました。仕組みをまわすのに10年、このことを一番よく知っていらっしゃるのだと思います。だからこそ、「かすサポ」に手を挙げてくれる住民の方がいらっしゃればたとえ一人でも説明に伺う。この意気込みに私どもも共感し、共に仕組みをまわすお手伝いをさせていただいているのです。光栄なことです。
「認知機能向上のためのトレーニングを探している」「総合事業での、地域の人材づくりに悩んでいる」という自治体のご担当者様。ぜひ下記の窓口までお問い合わせください。
◎お電話でのお問い合わせは
(サムライト営業担当)