体験者の声

コミュニケータの声

人材育成のプロに

株式会社ジーシーシースタッフ
林 千秋さん(コミュニケータマスター)

林千秋さん

『脳若』を知ったきっかけは、2012年10月の日経ビジネス「日本を救う次世代ベンチャー100」の『脳若』掲載をご覧になった取締役から、直接お問合せをいただいたことでした。

高齢者の方に、iPadの使い方を教える教室だと思っていたんです。それが全く違っていました。

衝撃的でした。高齢者がiPadを使っていて、笑っていて、会話もあってイキイキされている!

すぐに、自分が前に立って、この講座をやっているのを想像しました。ちょうど自治体の修了式で、笑いあり涙ありの盛り上がった講座だったのですが、そのときの担当だったサムライト・西本さんの役をわたしもやりたい!と、素直に思いました。

ただ、最初は本当に群馬でできるのか? 不安でした。しかし、たとえご高齢でも、初回からiPad操作がうまく扱える方が少なくないことに、何よりびっくりしました。初回で浜辺の歌を皆で歌ったときは、震えるほど感動しましたし、これまでに何度も、そんなシーンを体験しています。

主に自治体の講座を担当していますが、毎回やることが違うので、今日はどんなことをするんだろうね~と皆さんワクワクされてご参加くださっておられるのが嬉しいですね。色んな種類の教材が多数あることも本当に、受講生様に寄り添うシステムになっていると実感します。

BB体操も、レベルによっては難しいものがありますが、一生懸命チャレンジされている姿は、ジーンときます。

これからは、ご高齢者様だけでなく、50歳代からの年代の方へもアプローチしていきたいですね。
やはりどうしても「認知症」というとマイナスのイメージがありますが、若いうちから必要なんですよ!というアピールをもっとやっていきたいと思っています。

――― 福島県飯舘村の仮設住宅での『脳若』も3年目になりますね、少し経緯を教えてください。

2013年10月に、草津町で開催された健康福祉フェスティバルに、『脳若』を出展したときに、飯舘村に出向中の保健師様が、村職員様と見学されたことがきっかけになりました。

飯舘村は全村避難中で、一家に1台、タブレットを支給されています。
しかしご高齢者が多く、タブレットの使用率は低かった。そこで、ご高齢者を中心に、『脳若』タブレットに慣れていただくと同時に、介護予防を促すことになったのです。

開催後は、村の広報にも紹介され、毎年盛況です。また、遠方より出向くため、地元スタッフが必要となりボランティアの育成も開始しました。2年連続でボランティア協力してくださる方も多数おられまして、3年目の今年は、少し離れた伊達東仮設住宅でも、開催しています。

良くも悪くも、全村避難から5年・・・夏から徐々に、住民の帰村も始まるようです。

帰村後も、『脳若』を介護予防の柱としたいと、村の担当者様からも高評価をいただいています。
そこで今年は村でのことを思い出していただくため、講座内容も村での出来事・生活を思い出せるようなものを含めて、講座を進めていくことになりました。

トレーニングにあるグループ回想法は、今まで大変気を遣うところではありましたが、担当者様とも協議の上、是非今年はチャレンジしていきたいと思っています。

――― “マスター”という、コミュニケータを育てるお仕事も担当していただいている林さんが、これからのコミュニケータに必要と思われる条件をお尋ねすると、こんな答えが返ってきました。

やはりこれからは、色んな業種の色んな方々にこの講座を運営していただきたいです。それぞれの個性を生かした講座であっていいと思いますし、受講生様といっぱい話をしてほしいですね。
コミュニケーションがしっかりととれる方が、コミュンケータには向いていると思います。

――― これからも沢山のコミュニケータを生み出していく上で、『脳若』の理念ついて語り始めましたが、実にきりがないといった感じで、盛り上がってインタビューが終わりました。
全国のコミュニケータに慕われ、頼りにされる存在であってほしいと、わたしたちもそう心から願っています。

株式会社ジーシーシースタッフ 林千秋さん