覚えましょう
今、机の上にあったものを見てもらい布で隠し、今あったものは何ですか?と患者様に尋ねる行為は「物忘れ外来」でもチェックする項目の一つです。
このトレーニングは短期記憶トレーニングとして、今覚えたものをすぐに取り出す、記銘→貯蔵→想起の一連の記憶の流れを意識しながら行う即時再生を鍛えるカリキュラムです。
4つの物、6つの物、9つの物とレベルがありますが全部答えられるのが良いというものではありません。ヒントを出されたり、答え合わせをした際に「あ!そうか~!」と思い出せなかったものが確かに貯蔵してあったと認識する事を重要視しています。「覚える」という負荷をかけることは楽しみながらでも持続する事が大切です。