脳若トレーニング

『脳若トレーニング』は、地域のコミュニティに継続して通う事が、コミュニティの形成を促し、そこに携わることも含め「介護予防」になるというコンセプトのもと、“ICT”を活用して人と人を繋ぐ事を目的に生まれたトレーニングです。「介護予防」とは、住み慣れた町で一日でも長く元気に自立した生活を送り、介護の状態にならないようにする事です。

目次

『脳若トレーニング』のコンセプト

タブレット端末を使いますが、いわゆる「脳トレ」アプリではありません。コミュニケーションを重視するコンテンツを生み出し、自らの「介護予防」のために、地域活動・担い手育成へと促していきます。

継続して通う
コミュニティの形成
介護予防
社会参加へ

『脳若トレーニング』の成り立ち

『脳若トレーニング』は、小さな公民館で開いたシニア向けパソコン教室から始まりました。継続してその場所に通うことで、そこにコミュニティが生まれる。ただ生きながらえるだけでなく、最後までイキイキ・ワクワクして生活してほしい。これを「予防」という切り口で何かできないか?それがITを使った認知機能向上の為のトレーニング、『脳若トレーニング』のはじまりです。

『脳若トレーニング』の内容

『脳若トレーニング』の対象者

一般高齢者
  • 個人がサービス対価を支払う
  • 自治体の一般介護予防事業(65歳以上の元気シニア)
介護予備軍
  • 自治体の一般介護予防事業
要支援・要介護者
  • 要支援1・2、要介護1・2を対象
  • 介護施設、サービス付き高齢者住宅等で開催

多彩なデジタルコンテンツをご紹介

脳と身体を使ったコミュニケーション重視の多彩なデジタルコンテンツを弊社デザインチームが独自に開発。

講師(コミュニケータ)は、1000種類以上のデジタルコンテンツを組み合わせて約1時間の講座を自由にカスタマイズすることができます。
※受講者に合わせた数百万通りのレッスンが可能

イキイキ生活ワンポイント

日々の生活の中で一般的に健康や認知症予防に良いとされているものをご紹介しています。

BB体操

ITとコミュニケーションの楽しさで認知機能向上をめざします。

コミュニケーションゲーム

ゲームを通じてより高度なコミュニケーションをグループで協力して行います。

覚えましょう

記憶の流れを意識しながら行う即時再生を鍛えるカリキュラムです。

想起トレーニング

記憶を脳の引き出しの中から必要なものだけを出してくるトレーニングです。

遅延記憶トレーニング

講座の最初と最後を基本にして少し前の事を思い出すことを意識付けしています。

音読・書き取り

日々の生活の中でも習慣化する事を促すことで、認知症予防に効果を出していきます。

回想法

昔を思い出しながら楽しくおしゃべりをすることにより脳の活性化を促します。

昭和○○年

年代ごとにスポットにしてその時代の事を思い出していただきます。

脳若新聞

自分や家族が何をしていたのか、思い出やエピソードを皆で共有するのが目的です。

脳若Q・脳若イリュージョン

まるでクイズ番組に出ているような気持になっていただくのが目的です。

リラックス体操

約60分のトレーニングの最後は、呼吸を整え、リラックスしてお帰り頂きます。

毎月、新しいデジタルコンテンツとその解説動画をお届けします。

フレイル予防教材(脳若プリント)

100種類以上のフレイル予防教材『脳若プリント』も、PDF形式でダウンロードしてご利用いただけます。
※毎月、2種類の『脳若プリント』が追加されます。
トレーニングプログラムの中で是非お役立てください!

評価プログラム(フレイルチェック)

広島大学との共同研究を経て、『脳若トレーニング』に「脳と運動」「口腔」「栄養」の介護予防プログラムが揃いました。

さらに、2019年に行われた「脳と運動全国プロジェクト」では医師監修の元、評価の仕組みを構築しました。評価プログラムの結果を体験した個人へフィードバックすることで、より高い「介護予防」への意識を生み出すことに成功しています。

測定結果を個人へフィードバック!

8種類の評価項目

  1. 握力
  2. 上腕/ふくらはぎ周囲計測
  3. 片脚立位
  4. 立位バランス
  5. 椅子立上り速度
  6. 速歩速度
  7. 歩行速度
  8. 長谷川式テスト(認知機能)
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