第5回日本認知症予防学会学術集会(2015年9月26日)での発表

認知症予防学会

トレーニングが認知機能に及ぼす効果だけでなく、『脳若トレーニング』が生み出すコミュニティにより、高齢者自身が担い手となる介護予防活動が広がっている事を報告しました。
研究では、弊社が脳若トレーニングを担当している福岡県内の2町を対象に、『脳若トレーニング』の卒業生や自治体担当者にヒアリング。『脳若トレーニング』を契機とした、地域づくり・担い手づくりの実態を調査しました。研究成果の分析・評価にあたり、新潟リハビリテーション大学・若松直樹先生のご支援をいただく事で、学術的な意味のあるものを目指しました。

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研究では主に、ヒアリング結果を基づき、『脳若トレーニング』がもたらす、高齢者の地域づくりへの参加について考察しました。
そこで判ったことは、『脳若トレーニング』は年齢や健康度を問わず認知機能を賦活する可能性があり、受講後にはコミュニティの形成や介護予防の担い手を輩出する発展が見られる事です。
これは、介入期間が限られていても、『脳若トレーニング』には、仲間づくり、地域づくりに寄与する可能性が示唆された言えるものです。
発表内容の詳細については、下記より発表スライド(PDF)のダウンロードが可能です。