脳若とは?

コンセプトと目指すもの

脳若事業で目指すのはITと人の繋がりの融合です

コンセプト

『脳若トレーニング』は地域のコミュニティに継続して通う事が、コミュニティの形成を促し、そこに携わることも含め「介護予防」になるというコンセプトのもと、ITを使って人と人を繋ぐ事を目的に生まれたトレーニングです。「介護予防」とは、住み慣れた町で一日でも長く元気に自立した生活を送り、介護の状態にならないようにする事です。
タブレット端末を使いますが、いわゆる「脳トレ」ではありません。介護予防の担い手を育成する仕組みを構築し、子育てや介護をしながらでも年齢や環境に関係なく地域で活躍できる講師(コミュニケータ)を育てる事業です。

成り立ち

『脳若トレーニング』は小さな公民館で開いたシニア向けパソコン教室から始まりました。継続してその場所に通うことで、そこにコミュニティが生まれる。ただ生きながらえるだけでなく、最後までイキイキ・ワクワクして生活してほしい。これを『予防』という切り口で何かできないか?それがITを使った認知機能向上の為のトレーニング、『脳若トレーニング』のはじまりです。

「使うか、失うか!?」

『脳若トレーニング』を続ける事で、一体何が得られるのでしょうか?まず、脳を鍛えることができます。「使うか、失うか!?」脅すように聞こえるかもしれませんが決してそうではありません。私達の脳は使うと強くなるし、使わないと、せっかく繋がった結合が失われるというシンプルなしくみです。そして、生きている間中、このような結合は常に起こり続けます。日常的な活動をしている時は常に体は動いているけれども、必ずしも筋力のトレーニングにつながっていないように、頭を普通に使っているだけでは、脳の活動はよくなりません。つまり、筋力トレーニングと同じようにある程度、負荷をかけることが必要なのです。さらに、脳を鍛えるためには「新しいチャレンジ」に取り組む必要があります。ただ、このチャレンジも多様性が必要で、例えばパズルや計算だけを行い続けても、認知症予防にはなりません。脳で使う分野が限られているからです。そこで新しいチャレンジ、として『脳若トレーニング』の存在があります。

新しい生活様式の中で目指すもの

成り立ちと目指すもの

このトレーニングはいわゆる脳トレではありません。コミュニティの場所に集い、コミュニケータ(講師)や受講生同士とコミュニケーションをとることにより、「繋がり」をもつ事を重要視したカリキュラムになっています。相手の話を注意深く聞く、整理する、一緒に記憶する等…人とコミュニケーションをとる事がより、ポジティブに脳を鍛える事に繋がるのです。2020年新型コロナウィルス感染症の拡大は「集う」ということを改めて考えさせられました。新しい生活様式の中ではさらに、オンラインでも繋がりを持つことにチャレンジしています。
将来の自分の為に前向き思考で生きる事は、心理学で言う「レジリエンス」(しなやかさ)を鍛える事にも繋がります。『脳若トレーニング』は認知症を予防するという目的に加え、ご高齢者様がポジティブに生きていく為のツールの一つとして広く社会で役に立つものでありたいと願います。

★お近くの教室で、ぜひお気軽に『脳若』体験してみませんか?

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